【5代目 ミラベル・ラウル】
227年12日生-249年24日没
性格:みんなのアイドル
5代目ミラベルの思い出:子供時代編
5代目ミラベルはコートニー家に生まれた唯一の女の子。
先代の父ユリエルは山岳出身の騎士隊長で、彼女は両親・兄・弟2人とエルネア城にある騎士隊長の居室に住んでいます。
5代目プレイ当時、結婚式の姓選択は基本的に男性が優先されました。
4代目で山岳家を出てコートニー家に婿入りし、生まれたのは3男1女+親戚の家に男の子が2人。
少し前まで断絶の危機にあったコートニー家ですが、今や男の子は5人もいます。
ちょうど王太子と同世代の娘が生まれたので、思い切って5代目は王家に入ることにしました!
コートニー家の紅一点はみんなのアイドル
父のユリエルはコートニー家を実家のボイド家に負けない名家にするために、姓を継いでくれる男の子がたくさんほしいと願ったそうです。
その結果、コートニー家に生まれた男の子は親戚を入れて5人!
わたくしの兄弟や親戚は男の子ばかりでした。
そのせいか家族も親戚も揃ってわたくしのことを「コートニー家のアイドル」なんて言うから、いつも恥ずかしくて……
僕は2人目も息子がいいと願ってたんだけど、いざ娘が生まれてきたら可愛くて仕方なかった。
それと同時に親友のフランク陛下との「約束」を思い出したんだ
ブルーノ殿下の受難
父のユリエルは現国王のフランク陛下と仲が良く、ご子息のブルーノ殿下のことも生まれたときから知っています。
陛下は酒場ではいつも「コートニー家に女の子が生まれたら息子の結婚相手に!」とおっしゃっていました。
最初は2人とも冗談のつもりだったのですが、ユリエルは娘が生まれてからそのことを真剣に考えるようになったそうです。
ですがミラベルは幼い弟達や親戚にかまってばかりで、年上のブルーノ殿下と話したことはありません。
(騎士隊長の居室にずっと住んでいるとミラベルが引き継ぐ前に殿下と仲良くなっているかもと期待したものの、引き継ぎ直後は完全な「他人」でした。
子供の世界は思った以上に狭いようで、同世代で家が隣でも会話するとは限らないんですね…)
ミラベルちゃんはまだ小さいけど、許嫁がいるのは知ってるかな。
これから学舎でも会うことだし、とりあえず挨拶してみたらどうだろう
ミラベルは城に住む騎士隊長の娘。
生まれたばかりの彼女はフランク陛下に見初められ、ご子息であるブルーノ殿下との結婚を望まれたそうです。
王太子と結婚するということは、将来は王妃になるのでしょう。
父からもらった導きの蝶を手に殿下のところに向かうと…
(もわぁ…)
殿下は全身から変なにおいを漂わせていらっしゃいました。
イムのフンを大事そうにお持ちになり、くさい状態でどこかに走っていくご様子にミラベルはびっくり!
これが5代目ミラベルと後の配偶者となるブルーノ殿下との衝撃の出会いでした。
そのときのブルーノさん、変なにおいがしたからびっくりして消臭剤をかけてしまって……
3代目のいつ頃からかたくさんの人がくさいまま国中を歩いていました。
ミラベルは殿下が心配で消臭剤を使ってあげたつもりなのですが…
いきなり消臭剤をかけられたブルーノ殿下が驚くのも無理はありません。
殿下が悲鳴をあげるとすぐさま騎士隊が駆けつけ、騎士隊長の父が剣を抜きました。
ミラベルはわけを話し、殿下や騎士隊員達に謝ることに。
殿下は学舎の宿題で草の実を探す途中、近くに落ちていたイムのフンを拾われました。
そして、バシアス浴場へと急いでいたところをミラベルに呼び止められ、消臭剤責めに遭われたそうです。
殿下は怒るどころか、恥ずかしいところを見られてしまったと笑っていらっしゃいました。
この出来事は陛下のお耳にも届き、一時期は国中がその話題で持ち切りでした。
憧れのドリスおばさん
ミラベルには憧れの女性がいました。
おばのドリスです。彼女は国に1人しかいない巫女で、弟のアルヴィンやコルネーリオを取り上げたのも彼女でした。
【旧バージョンの話】
当時王配/王妃には役職制限があり、武術職に就けないという決まりがありました。
新王配/王妃が武術職だった場合、新王の即位に伴い辞職します。
5代目で王家に行くなら武術はあまり長く続けられない(龍騎士の銃の獲得は先の世代に託す)かもと考え、非武術職の巫女を志すように。
※王族が神職に就けたのは不具合だったらしく後ほど修正されました。
放課後、ミラベルはブルーノ殿下と牧場に遊びに行きました。
大きくて角のあるラダを見て驚いたミラベルですが、ラダは大人しいとわかって安心すると同時にドリスのことを思い出します。
神職の方は普段、顔の半分が隠れる大きな帽子をかぶっています。
口元しか見えないので小さな子供にとっては怖いかもしれませんね。
でも、ドリスおばさまの素顔はとても綺麗で、おしゃべりするとすごく楽しいんです!
大人と子供:1年の壁
翌年、ブルーノ殿下は一足先に成人式を迎えられました。
良く出来た性格の殿下は成績も学年トップで、首席で卒業された優等生。
後ろには伯父のダニエルの姿も見えます。
ブルーノ殿下は心も体もすっかり大人。
幼いミラベルにとって1年の壁はとても大きく、大人の殿下から声をかけてくださることは少なくなったように思えます。
最後の1年間は大人になるのが待ち遠しく、素敵な女性になるために日々勉強に励みました。
また、殿下の元には毎日たくさんの独身女性がやってきます。
お優しい殿下が他の女性に連れられてしまうのが心配で心配でたまらず、ミラベルは授業が始まるまであとをつけて陰から様子をうかがっていました。
ブルーノ殿下は多くの国民に慕われていらっしゃった。
特に同世代の女性からの人気が高く、ミラベルちゃんが授業でいない間は殿下をお守りするように言われてね……
ずっと巫女に憧れていたわたくしですが、お父さまのように騎士としてブルーノさんをお守りしたいと思うようにもなりました。
ですが、この時代は王妃となる者に武術は……
奏女就任:神職への道
ブルーノ殿下の成人から1年がたち、ミラベルも成人式を迎えました。
約束通り殿下と恋人になり、
学舎の先輩から奏女を引き継ぎ、騎士隊長の居室を離れて神殿に居を移しました。
神殿では見習いの若い神職達がシズニ教について学ぶと同時に、奏女は巫女から出産のことも教わります。
ドリスおばさまはわたくしを巫女の後継者にしたいけれども、騎士を目指すなら止めはしないと言ってくれました。
そこで気づいたのです……次の対戦相手がヤンおじさまだったことを
このまま神職でいれば選抜トーナメントの優勝を辞退することになります。
ミラベルは自分よりも叔父のヤンに騎士隊に入ってほしくて、成人した年は騎士への道を譲ることにしました。
良く出来た恋人
普段外にいるときは帽子で顔を隠しているミラベルですが、デートの日は特別です。
顔が見えるようにサマードレスに着替えて街角広場へ。
(独身時代のブルーノ殿下は王族らしくデート当日の朝に南国の花束をくださったほどなので、PCの配偶者にするにはもったいないくらい本当に良く出来たお方でした…)
そして結婚を意識し始めた頃、ミラベルは奏女を別の女性に引き継ぎました。
その後ミラベルは魔銃兵、ブルーノ殿下は農場管理官になりました。
神殿の花で染料を作っておけば、騎士隊で作る織物をより多くの色に染められる…騎士の座を譲ったことでできることもありますから。
ミラベルはまたエナの子にもなっています。
隣にいる山岳兵の男性は従兄のロジェ。
伯父ダニエルの長子なのでのちにボイド家の家督を継ぎます。
顔も祖父のウェズ(3代目配偶者)そっくりです。
5代目で王家に行く予定がなく彼が山岳長子でなければ間違いなく婿にしていたくらい好きな顔。
関連記事>>>3代目 ミシェル・ボイド
コートニー家からラウル王家へ
時は流れ、ミラベルはブルーノ殿下と結婚。ラウル姓になりました。
このとき彼女は騎士ではありませんでしたが、王太子との結婚なので新居は城下の屋敷へ。
それから殿下はほどなくして戴冠。ミラベルは王妃になりました。
その少し前に王配/王妃の役職制限が撤廃されたらしく、新国王の即位に伴って武術職の新王配/王妃が引退することはなくなったそうです。
自国では先代国王のフランク陛下が(父と同じ騎士を目指していた)現PCミラベルのために法の改正を議会に呼びかけてくださったと解釈しています。
(旧仕様の頃、フランク陛下の曾祖父にあたるレズリーさんはエドナ2代目女王陛下の即位時に騎士隊から除名されました)
法改正の結果王妃のミラベルが巫女になる可能性はなくなってしまいましたが、王家に入って後悔はしていません。
わたくしは王妃としてブルーノさんを支えるために騎士隊に入り、お父さまの下でたくさんのことを学びました。
今のわたくしがあるのもフランク前国王陛下のおかげだと思っています。
238年27日、第1子(王太子/後の6代目)エルバートが誕生。
ミラベルは母として次期国王になる息子に全力で愛情を注ぎ、父のユリエル亡き後は騎士隊長としてブルーノ陛下や彼を支えていくことを誓います。
夫のブルーノ陛下と父のユリエルが議会に出席。
ユリエルは議長に選ばれることが多く、ミラベルもPC期間に代理議員として呼ばれることが多かったと思います。
ニヴの丘にて。
この頃は国王と騎士が夫婦として並ぶと不思議な感じでした。
ミラベルは新国王即位に伴う引退を想定して魔銃兵から(龍騎士の剣を獲得するまでやり込んだ)騎士に転職することにしましたが、龍騎士の銃は先の世代で頑張ればいいのです。
(次の6代目は王太子。国王になるタイミングがわからないので魔銃龍騎士を目指すなら王家を出る予定の7代目かな?と考えています。コートニー家にも戻らないといけませんし)
父のユリエルが存命の間は騎士隊のNo.2として彼や夫のブルーノ陛下を支え続けたミラベルでしたが、晩年には龍騎士となり、生涯を騎士として過ごしました!
次の記事>>>6代目 エルバート・ラウル
5代目ミラベルの思い出:おまけ
先代ユリエルと夫ブルーノが親友に
先代ユリエルはブルーノ陛下が子供の頃に引き継いでいるのでPC期間に仕事や探索はできませんでしたが、引き継ぎ後に2人が連れ立っているのはよく見かけました。
収穫祭に酒場に向かっていく2人を見かけたのでついていくと☆を出して親友に!
僕は陛下が子供の頃からの仲良しでね、「大人になったら飲みに行こう」と約束していた。
騎士隊長の仕事は忙しいけど、その日はたまたま時間ができたから食事に誘ってみたんだ。
そのときに孫ができたと聞かされて……長生きしないといけないなって
(陛下はユリエルの葬儀にも友人代表として参列してくれました)
5代目夫婦の命日
5代目配偶者 ブルーノ・ラウル
226年2日生-247年2日没
5代目 ミラベル・ラウル
227年12日生-249年24日没
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以上、5代目ミラベルの思い出でした。
次の記事「6代目 エルバート・ラウル」は準備中ですので、こちらで今までの思い出を振り返るのはいかがでしょう?