ねばぷれ

エルネア王国のプレイ日記と攻略ブログです。モニカ国・オスキツ国・海外版Kane国を中心にプレイしています。ワーネバシリーズはプルトなど過去作もプレイ中!

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【モニカ国】3代目 ミシェル・ボイド

記事内にプロモーションを含む場合があります

3代目 ミシェル・ボイド

【3代目 ミシェル・ボイド】
205年7日生-228年1日没
性格:繊細なムード

2015年10月頃に始めた『エルネア王国』も現在3代目。
プレイ当時は2代目が山岳入りしたことでコートニー姓が断絶の危機に瀕した状態です。
家と姓の関係で今後山岳家に戻るのは難しいのでやり残しがないように「この代
龍騎士になる」「次の代で第2子に引き継いで家を出る」ために無理させてしまった結果、超過密スケジュールになりました。
ワーネバシリーズのストーリーは自分で作るものだと学び、当時感じたことや3代目ミシェルの人生を振り返って浮かんだのがこのお話でした。
先代ラシェルを悪役にするのは申し訳ないと思いつつ、ミシェルにばかり厳しく当たるのは当時の私の焦りだと思っていただければ…

3代目ミシェルの思い出:子供時代編

母ラシェルとの確執

ミシェルの第一声

3代目ミシェルは山岳長子。ボイド家の跡継ぎです。

1歳の誕生日を迎えた朝、階段を下りてくるとラシェルは仰天。

祖母のミレーヌ(初代)初代ミレーヌも母のラシェル(2代目)2代目ラシェルも代々控えめで小さなお口。
ですが、3代目予定のミシェルの口は顔の半分ほどの大きさ…一体誰に似たのでしょう。

「ママ、おはよー!」と挨拶してくれるものだと思っていたのですが、ミシェルは開口一番におこづかいをねだり始め、ラシェルは開いた口が塞がりませんでした。
ラシェルは何も言わずケーキを置こうとしていた皿を片付け、プレゼントを戸棚の奥にしまい込むと、

あなたはボイド家の跡継ぎにふさわしくない。
挨拶もできない子にあげられるものはないからこの家から出ていきなさい!

ミシェルは朝食を終えると空っぽの財布を握りしめ、泣きながら家を出ていきました。

子供が1歳になってすぐ「おこづかい、ほしいんだけど……」と言うのはエルネアではよくあることですよね。
先代のラシェルは最初に挨拶してくれたので本当にびっくりしたんです…

――3代目ミシェルは祖母のミレーヌに似てとても繊細
優しくて人一倍傷つきやすい性格ですが、幼い頃は自分で結んだツインテールを揺らし、家中走り回ったり大きな声で笑う明るい子でした。

ですがその母ラシェルはとても厳しく、ミシェルを事あるごとに叱りつけるものですから、彼女は母親の顔色をうかがいながら過ごすようになりました。

私と母の確執が始まったのはここからです。
当時は跡継ぎとしてのプレッシャーや恋愛がうまくいかず山岳家に生まれたことを嘆き、
母を強く憎んでいた時期もありました。
お見苦しい場面が続きますが、今は和解していますので……

ミシェルのコンプレックス

ミシェルとアリシア

「おねえちゃんのお口はどうしてそんなに大きいの?」

子供時代、ミシェルは大きな口がコンプレックスでした。
この口は元を辿れば父のエルマン、祖父のデータスデータス・モリエンテスから遺伝したようですが、どこを見てもこんなに大口を開けた大人の女性は見つかりません。
ミシェルが歩きだしてからは「3代目はこの子に引き継がないといけないの?」と将来が心配になり、引き継ぎに少なからず抵抗があったんですね…

一方で妹のアリシアは父に似た目元と小さな口が可愛らしく、成人して山岳兵団の制服を着れば誰もがボイド家の子だと思ったでしょう。

そう、妹アリシアの存在がミシェルのコンプレックスに拍車をかけたのです。

いむっぽい性格のアリシアはお花が好きなのんびり屋。
戦うのはあまり好きではなく、第2子なので家も継ぎません。
そのため、独身の間は家業を手伝いながら自由に過ごすことを許されていました。

彼女は大人しいけれども隠れファンが多いらしく、

エナの子になるアリシア

成人してからは彼女目当ての独身男性が家に殺到し、エナの子にも選ばれるモテっぷり。

お母さんは私よりもアリシアちゃんに家を継がせたいようで、私には冷たかったけどあの子にはいつも優しかった。
私もお父さんに似た顔だったら、起きてすぐに「おこづかいちょうだい」なんて言わなかったら可愛がってもらえたのかな……

先代ラシェルが成り行きで山岳家に嫁入りしたものの、残り少ないコートニー姓を守るにはすぐに家を出られる第2子のアリシアに引き継いだ方がよかったかもと思うこともありました。
それ以上に大きな口や最初の会話でのショックが大きく、ミシェルを3代目PCとして受け入れるまでに長い時間がかかりました。
※当時マジカルコスメは未実装

コートニー家の男の子

ミシェルとグェンダル

ミシェルには物心ついた頃から仲良しの男の子がいました。

彼の名前はグェンダル・コートニー。祖父のダレルダレル・コートニーの甥です。
引き継ぎ前から一番の仲良しだった彼は入学式が終わると真っ先に声をかけてくれたのを覚えています。

入学したてのミシェルですが武器やスキルは一級品。
後ろから母のラシェルが見ていたので練習試合の誘いを断れず、ワ国から輸入したという★4両手斧の薙刀-赤椿薙刀-赤椿を借りて練兵場に向かいます。
薙刀-赤椿は当時持っていた中で最もレア度が高く唯一の★4斧でした。

――試合は一方的でした。
グェンダルが泣きながら走り去っていったことにショックを受けるミシェルですが、その日は珍しく叱られるどころか母は夕食のピッツァをいつもより多めに焼いてくれたのです。

ですが、ミシェルにとって初めての練習試合はトラウマそのものでした。
年上の男の子、それも大好きな相手を泣かせてしまったことが胸に深く突き刺さり、それ以来人と戦うのが怖くなってしまいました。

人と戦うのは苦手だけど、魔物と戦うのは平気だと言うと皆おかしな顔をするんです。
魔物は邪悪な存在だから倒さないといけないけれど、友達は皆優しくていい子だし、負けたら泣いちゃうから……

ミシェルは毎日母に練習試合をすると言って出かけ、もらったおこづかいでおやつを食べながら日が暮れるまでグェンダルと牧場で遊んでいました。

幼い彼女の夢はグェンダルのお嫁さんになること。
一足先に成人した彼が待っていてくれると信じながら子供時代を過ごしました。

3代目ミシェルの思い出:成人編

ミシェルの成人式と目標

ミシェルの成人式

211年1日。
学舎での生活は楽しく、ミシェルは笑顔で卒業式を迎えられました。

ミシェル・ボイド成人時

成人するとあれほど悩んでいた大きな口は全く気にならなくなり、鏡を見て落ち込むこともなくなりました。
大人の女性で時々見かける口紅を塗ってはにかんだような口が4系17番だったんですね!

改めて3代目ミシェルの目標はこちら。

3代目の目標

・山岳兵団長・龍騎士になる
カンストする
・できるだけ多くの山岳兵団の実績を解除

母に引き裂かれた恋

グェンダルは約束通りミシェルのことを1年間待ってくれていました。
彼は成人式を終えるとすぐに告白してくれたのですが、その日は答えが出せず帰って母に相談することに。

何度も申し上げますが当時姓を残せるのは男性のみ
王太子や山岳長子は女性でも王族・山岳姓が優先されました。

お母さん、今度家にグェンダルさんを連れてきてもいいかな……?
将来はたぶん一緒に暮らすことになるけど、名字のことだったら弟のセルゲイ君もいるし……

あなたはボイド家を継ぐの。
あなたがグェンダル君と結婚したとして、セルゲイ君の家に男の子が生まれなかったらコートニー家がどうなるかくらいわかるでしょう!?
いい? あの家の子と結婚するのはやめなさい、絶対よ!

グェンダルとセルゲイ兄弟はコートニー家最後の希望
母に強く言われ、ミシェルは祖父のデータスが生まれたモリエンテス家のことが頭に浮かびました。

ボイド家の朝食

データスはボイド家に婿入りし、兄のフィオンフィオン・モリエンテスの家には娘が2人。
私の国ではここでモリエンテス姓が途絶えています。

このように男性が2人いても姓を残せないこともありますので、私は先のことを考えてグェンダルと結婚するべきではないと考えたわけです。

大人になったアリシアちゃんに兵隊長の継承権を譲れば長子の私でもグェンダルさんと結婚して名字も変えられる。
お母さんの望み通り私も家からいなくなって、コートニー家も守れるのに……

成人式当日のアリシア

成人式当日、アリシアの不安そうな顔を見てミシェルは思いとどまりました。
彼女は戦うよりも守られるべき存在。
勝手な理由で妹に責任を押しつけて家を出ていく――それはボイド家の名を汚すことに繋がります。
父を失望させたくない、何より妹をケガさせたくなくて笑顔の裏ではずっと泣いていたのでしょう。

なんでこんな家に生まれちゃったんだろう……

山岳家で第1子に引き継いだけれども家を出たくなった場合、成人した弟や妹に兵隊長の継承権を渡すという選択肢もあるのでご参考までに。
ただし、条件が複雑なので詳しくは攻略wiki山岳兵/家督継承権の移譲の項目をご覧ください。

ミシェルの新しい恋と騎士になったセルゲイ

結局ミシェルはグェンダルとの結婚を諦め、

恋人ウェズと幸運の塔にて

次に仲の良かった一般家庭出身のウェズ・ボルジャー(性格:きちょうめん)と恋人になりました。
初代ミレーヌ2代目ラシェルは完全に受け身で交際も成り行きだったので、PCから初めて告白したのが3代目ミシェルになります)

付き合い始めた頃のウェズ君は山岳兵のイメージからは遠かったんだけど、工芸品に興味があったんだって。
家のことを話したら好きになれば私が山岳の跡継ぎでも関係ないし、名字が変わるのも気にしないって受け入れてくれたのが本当に嬉しくて……

それからウェズはボイド家にふさわしい男になろうと洞窟でトレーニングを始め、デモンタバールを拾って婿入りの準備を進めていたようです。

グェンダルの弟セルゲイもミシェルに好意を持っていたそうですが、家の事情を知って身を引くべく独身の間に騎士隊に入りました。

セルゲイ・コートニー

セルゲイは濃いめの顔ですが性格はとっても謙虚。
当時山岳長子と他武術職は恋人になれても結婚できなかったので、騎兵になる形で諦めようと思ったのでしょうか。

じゃあグェンダルは誰と結婚するんだろう?

初めての仲人は大失敗!取り返しのつかない結末に

この頃狙ったNPC同士をくっつける方法(仲人)があると知り、どうせなら友達と結婚してもらおうと同い年の女の子をグェンダルと一緒にダンジョンに連れて行ってみたんですね。

何してるの?

そんな日に限って森の小道から出てきたところを母に見つかり、ミシェルは魔人の洞窟を探索することになりました。
もちろん途中帰還は許されず家に帰れたのは夜2刻。
NPCって時々中の人がいるんじゃないかという動きするよね…)

翌朝グェンダルとくっつけたかった友達は目の前で別の男性に連れて行かれ、初めての仲人は失敗。
本気でカンストを目指すなら寄り道は許されないということだったのでしょう。

それからしばらくは母が見ていなくても真面目に探索し、頃合いを見てウェズと結婚。
次の代はグェンダルの子供と結婚して家を出ようと、コートニー姓に戻る計画を立てていました。
(早めに結婚して第2子出産のタイミングを合わせた方がいいかな…?という感じです)

ミシェルとウェズの結婚式

PCのミシェルが結婚すると結婚式の予定はいっぱいに。
仲人に失敗してからは特に何もしなかったので、朝のアナウンスでグェンダルの結婚のことを知りました。

2人は元々想い合っていた仲ですが今の彼女は既婚、子供もいます。
親戚の結婚式ということで母にも参列を許してもらえました。

が、新 婦 側 は ど こ を 見 て も 山 岳 兵
すごく見たことある顔ぶれだな~…

プラマー家に婿入りするグェンダル

嫌な予感は的中。
\グェンダル・コートニー、山岳の家3プラマー家に婿入りしました!!/

プラマー家隊長のアレクシスは3歳上でPCを除く唯一の女性山岳長子
彼女はミシェルに引き継いだ年に成人していたので、家が近所でも特に関わるきっかけはなく名前すら忘れていたくらい。
仲人に失敗しただけならまだしも、姓を残してほしくて結婚を諦めた相手がよりによって一番恐れていた山岳入りで改姓するという取り返しのつかない結果に!

ああ、あの人恋人いなかったんだ…山岳長子の恋愛って難しいもんね……
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
2人の結婚を知った瞬間こんな感じでもう笑うしかないo(((rz

私はグェンダルさんとの結婚を無理やり諦めさせたお母さんを強く恨んで、それからは一度も口をきこうとしませんでした。
でも、一番許せなかったのはお母さんでもアレクシスさんでもなく、反対を押し切ってでもグェンダルさんと結婚しなかった私自身だったんです

薙刀一本で洞窟へ

探索イベントをもう少し楽に進めたくてカンストしようと思い立った3代目ミシェルですが、これがとにかくきついんです。

まだ3代目なので半減期*1はすぐに終了。
山岳兵は成人してすぐに★5ダンジョンと★7魔人の洞窟に入れるのがメリットですが、森と遺跡は★5止まり。
転職もできないのでハヤサとココロは上がりにくい傾向にあります。
そのため4代目引き継ぎまでに間に合うの?と不安でした。

転送盤のダンジョンやカレー、自動探索が登場するのはもっと未来の話。
私の場合ラムサラはお母さんから強く禁止されていて、小瓶さえも許してくれなかったから……

ミシェルは薙刀を手に魔人の洞窟に挑みました。

――彼女はいつも1人でした。
入口では母が見張っていたので他家の友達には声をかけられず、頼れる父は先に奥に行ってしまって合流もできません。

NPCになった先代のラシェルは魔人の洞窟にこもって出てこない夫のエルマンをいつも追いかけているようでした。
何度も出入りしたり待機画面で見かけることが多かったので見張られているのかと…

ダンジョンに誰かを誘うと宝箱は山分けで同行者にも経験値が入る。
洞窟で拾えるRスキルは全部集めたし、他の家の友だ……ライバルが強くなるから、長子の私は誰にも頼っちゃいけないんだ

そんな風に考えていたわけですね。
特にイベントダンジョンに同行者を連れて行くと素材が全く落ちず、武器1本と交換するのがやっとのこと。

3代目ミシェルは先代ラシェルとは対照的に1人で探索することを選びました。
これが運命の分かれ道で、彼女はダンジョンで孤独と自責の念に苛まれながら過酷な修行へと身を投じることになります。
まるで自らに罰を与えるかのように…

――毎日傷だらけで帰ってくるのは私が弱いせい。
頑張って貯めたお金は武器の強化代や薬代に消えて、皆に心配されてもお母さんが怖くて弱音なんて吐けなかった。暗い洞窟にずっといると朝も夜もわからなくなってきて、最近は目を閉じるたびに魔人のおぞましい姿が浮かんで眠れない日が続いている。
-中略-
あの魔人たちはそうやって心を壊した武人の成れの果てなのかもしれない。
私もいつか魔人になってしまうのかな……

ミシェルの日記はここで途絶えました。

  • コートニー姓を継げるのがセルゲイ1人になってしまったこと
  • 家を継がないといけないプレッシャー
  • ★4武器と通常ダンジョンのみカンストを目指す不安
  • 初代と仲の良かった同世代の初期国民の死亡ラッシュ

など様々なものが積み重なってデータを消してやり直そうかと悩んでいたのがこの辺り。
ローカル日記に書いてあった「いつか魔人になりそう」が当時の心情を最も表していると思い、PCの言葉として引用させていただきました。

仕事の誘いは現地集合から自動移動に

探索漬けの毎日で体よりも心が先に限界を迎えました。
次第に食事も喉を通らなくなって、ダンジョンにいないといけない時間にもかかわらずミシェルが向かったのはニヴの丘。

お父さんについて行きたかったけどお母さんとダンジョンで鉢合わせしたくなくて、そのときは自然に足が丘の方に向いてしまったのかな……
綺麗な景色を眺めてるうちに、いっそここから足を滑らせてしまえば……そんなことを一瞬でも考えてしまった自分が怖くなりました

この頃のミシェルは出産間近。
子供がお腹を蹴る音で我に返り、とうとうその場に座り込んで泣きだしてしまいました。
チカラを極限まで鍛え上げ、ダンジョンでは魔人のように戦斧を振るう彼女ですが、心は繊細で傷つきやすく本当はとても臆病なのです。

200年を過ぎると多くの国では独身だった初期国民が次々とガノスに召されていく頃ですよね。
3代目プレイ中は初代夫婦/祖父母も亡くなっていて、初代と仲の良かった初期国民もほとんどいなくなってしまったのでモニカ国に再入国しようかと悩んでいた辺りです。

そんな様子を見かねてか、夫のウェズはミシェルを採掘に誘ってくれました。
※当時の仕事の誘いは現地集合(200%来ない)
とりあえずOKしてダンジョンに入ろうと思ったところ、どういうわけか手を繋いで一緒に洞窟内部へ。
なんとウェズはミシェルの隣で石を掘り始めたのです。
(仕事の誘いは現地集合から一緒に移動するように変更されたのが3代目の結婚後でした)

結婚前は石ころと鉄鉱石やハッカ石の違いがわからないと言っていたウェズは慣れた様子で鉱石を集めてかばんの中へ。
ミシェルが探索でいない間に石の見分け方を両親から教わっていたそうです。

そして採れる鉱石も尽きた頃、ミシェルは空腹だったのを思い出し、ウェズと2人で遅めの朝食を取りました。
(小さな変更でしたが)そのときは本当に救われて、人として生きていいんだと涙がこぼれるほどに嬉しかったのです。

夫ウェズ、疑惑のデート?

今日、デート……?

この頃よく見かけるようになったのが「今日デート」という謎状態。
子供も既婚者も未亡人も皆デート。

機能が追加された当時外の世界では恋人や配偶者のデート表記をめぐって「夫が知らない女とデートしてる! これはもしかして…!?」という修羅場が起こっていたらしく、ウェズのステータスを見ると早速誰かとデートしています♪

ウェズとファンが採取している

気になったので追いかけてみると男性の足元で汗を流しながらもぞもぞ…
同性の友達と採取に出かけていたようです。

恋人や夫婦のデートを除く「今日デート」は「移動中」ということなので誤解のないように!
仕事の誘い、親子のお出かけ、練習試合や神職の引き継ぎなど、会話後に自動移動が発生するものは全て「今日デート」と表記されています。

ちなみにウェズと一緒にいるファンは義弟です。

ファンとアリシアの結婚式

アリシア、素敵な相手が見つかってよかったね!

アリシアと移動するマリユス

あらあら…

NPCが家族や恋人以外の異性と出かけていてもどう捉えるかは自分次第。
妹は家を出てからも他の山岳兵達を連れ回しているようで、ウェズも父のエルマンと出かけているのを見て一安心です。
3代目姉妹の配偶者同士も仲が良いことなど、外に出て初めてわかったこともたくさんありました。
※モニカ国なので名前がまぎらわしいですが画像のマリユス君はミラー家に生まれたオリジナル国民です。

息子の誕生と父との約束

第1子ダニエル誕生

214年1日、第1子のダニエルが生まれました。

PCの子供では初めての男の子だったので引き継いでみたい気持ちはありましたが、4代目は第2子に引き継いで家を出る(コートニー姓に戻る)と決めていたのでPCにせずボイド家を任せることに。

ミシェルが出産を終えて落ち着いた頃、ウェズが魔人の洞窟まで付き添ってほしいと言うので入口にいた父のエルマンと合流。
ほとんどの魔物は範囲魔法で消し飛んでしまうので、2人は途中までついていくだけでした。

忘れていましたがここは洞窟の最難関ダンジョン。
ウェズは途中で帰ってしまいましたが、既に全能力が200を超え、Rスキルもいくつか持っていたので帰らずの洞窟は余裕です。
エルマンはボロボロになりながらも最後までついてきてくれました。

お父さんは今年で18歳。
私もそろそろ兵隊長を継がないといけないんだけど、私がどれだけ強くなってもお母さんは認めてくれなかった……
この先ボイド家を守っていく自信がないことを正直に伝えたら、お父さんも同じだったって言ってくれて少しホッとしました

ミシェルは幼い頃母のラシェルに「ボイド家の跡継ぎにふさわしくない」と言われたことを未だに引きずっています。
あれ以来朝起きたらすぐに挨拶して、口を開けて大声で笑わないようにして母が望むようにいい子になったつもりでした。

ですが、エルマンが言うにはそれは最初にすべきことができなかったから叱られただけだと。
ラシェルは厳しくても本心ではミシェルのことを心配していたのですから。
魔人の洞窟の出入り口によく両親がいた理由は以下のように解釈しています。

  • 母が見張っているように見えた
    →万一倒れてもすぐに手当てができるよう見回っていた
  • 父はいつも先に行ってしまっていた
    →出口付近でクリアするのを見届けていた

それを聞くまで私は何のために戦っていたのかも忘れていました。
守りたいものが増えた今、私が戦う理由はお母さんを認めさせるためでもなく自分への罰でもなかったんだ。
人と戦うのは傷つけるためじゃなくてお互いを理解し合うため。
私がすべきことはお父さんが果たせなかった夢を叶えて武術を極めること。
いつか私がいなくなっても子孫のためにガノスから力を貸してあげられるように……

エルマンはそのうち引き継ぎの儀式をしようと言ってくれました。
というのも父方の祖母アランチャアランチャ・ボイドは18歳を過ぎても家督を譲らず戦い続けていたそうで、リーグ戦の途中で急逝したと聞いています。
その後、長子である彼が急遽新隊長に任命されたそうです。
(ボイド家は最も若手だったのもあって彼女は晩年まで芽が出なかったので、心ゆくまで戦わせてあげようと積極性-2のエルマンは申し出なかった?)

ミシェルはそんな彼のためにも引き継ぎの儀式を行うと約束し、前を向いて歩きだしました。

母のいない兵隊長引き継ぎの儀式

山岳兵隊長引き継ぎの儀式

父エルマンが18歳の誕生日を迎えた214年24日朝、ボイド家では山岳兵隊長引き継ぎの儀式が行われていました。

山岳兵隊長引き継ぎの儀式2

え?

母ラシェルは儀式に来ませんでした。
父はもちろん夫のウェズも妹のアリシアもいるのに、さっきまですぐ近くにいた彼女の姿だけがどこにもないのです。
やはりミシェルはボイド家の跡継ぎとして認められていないのでしょうか…
(1つ上の会話では画面左端に映ってますよね。もしかして先代家長の配偶者は映らないのかなー…)

みんなを呼んで引き継ぎの儀式をしないとね」
エルマンは儀式の前、確かにそう言ってくれました。
今連れ戻さないとミシェルは母と一生わかり合えないまま戦い続けることになりかねません。
ミシェルはグェンダルの結婚式以来初めて母を呼び止め、口を開きました。

お母さん! 私、ボイド家を継ぐから!
今は認めてくれなくても構いません!
だから、次のエルネア杯で絶対に龍騎士になって……

……

2人が外に出ている間にウェズが2階からダニエルを連れてきて、ラシェルも黙って儀式に加わりました。

山岳兵隊長引き継ぎの儀式3

兵隊長引き継ぎの儀式が終わり、ミシェルが正式にボイド家の家督を継ぐと、ラシェルはようやく口を開きました。

ミシェルちゃん、立派になったわね。
わたくしはあなたを認めなかったわけじゃないの。
あなたが遊びにも行かないでずっとダンジョンにいるのは知っていたし、毎日傷だらけで帰ってくるから心配でたまらなかった。
でも、わたくしはあなたに嫌われることをたくさんしてしまったから声をかけられなかっただけなの……

彼女がいつもミシェルに厳しく当たっていたのは夫のエルマンを龍騎士にできなかった自身の至らなさと後悔から。
グェンダルの山岳入りの件で母娘の関係も気まずくなってしまい、引き継ぎの儀式にいなかったのはあの場にいる資格がないと思ったからでした。

グェンダル君のことは本当にごめんなさい。
まさかお隣のプラマー家に行くとは思わなくて……

ううん、もう怒ってないよ。
お母さんに孫も見せられたし、今はウェズ君と結婚できて幸せだから!

あれからプラマー家にも子供が生まれ、グェンダルとアレクシスが朝から出かけるのを見る機会も増えました。
山岳兵同士なのでたまたま近くで採掘することになったりニヴの丘で会ったりと、一緒にはなれませんでしたが、ミシェルにとっては彼が幸せでいてくれたらそれでいいのです。

217年 父の夢を叶えるために

217年度エルネア杯開会式

それから3年後、ミシェルは山岳兵団長として217年度エルネア杯に出場しました。

エルネア杯優勝でもらった★4の勇者武器を鍛えるより、今まで使っていた武器で戦って★5の龍騎士武器を鍛えた方がいいそうで武器はいつもの薙刀です。
しばらく探索イベントもなく新しい★4斧も手に入らなかったので選択肢はありませんでした。

バグウェルに勝利

ミシェルはバグウェルに勝利を収め、心から笑える日がやってきました。

217年度龍騎士

217年21日時点でハヤサとチカラはカンスト、ココロは242。
当時は★5武器は持っておらず転送盤のダンジョンも未実装。
チカラがカンストしてからはハヤサとココロを上げるために★5ダンジョンで★4盾武器の銀翼シリーズを装備し、毎ステージExpゲインを使いながら必死で経験値を稼いでいました。

龍騎士になってからは安全に探索できるよう★4銀翼の魔銃銀翼の魔銃を装備して禁断の遺跡へ。
カンストまであと一息です!

大きな誤解とすれ違い(武器について反省と解説)

お母さん、薙刀は返すね。
これ、私のために遠い国から取り寄せてくれたんでしょ?

まさかずっとそれを使ってたの?
探索のときも……?

ラシェルが渡し損ねた誕生日プレゼントこそが★4斧の薙刀-赤椿薙刀-赤椿CP15/最大攻撃力740/防御力0でした。
愛娘ミシェルの初めての練習試合では勝って自信をつけてもらおうと渡したはずが、強すぎる武器は彼女にとっては大きな足枷になってしまったのです。
彼女が試合に苦手意識を抱くようになったのも、毎日傷だらけで帰ってくるのもそのせいだったとわかって、ラシェルの血の気が引いていくのは言うまでもありません。

ごめんなさい、あなたが毎日ボロボロだったのはわたくしが差し上げた防御力のない両手武器を使っていたからなの!
それに、ワ国の武器は試合向けで攻撃力は高いけどCPは……
ああ、わたくしが武器についてちゃんと教えてあげなかったばかりに……!

ミシェルは武器同士(剣・斧・銃)の相性は授業で学んだものの、それ以外の知識はからっきしでした。
つまり私の理解不足が原因だったわけですね…

私が弱いからじゃなかったんだ……
山岳兵は洞窟の探索をすることが多いから、武器庫の中から一番経験値が稼げる★4の斧を選んだんだけど、ウィングアクスウィングアクスみたいに盾があるものを装備していけばよかったんだね

禁断の遺跡を探索し始めてから気づいたのですが、盾武器は両手武器とは比べ物にならないほどダメージを軽減してくれるんですね。
剣・斧・銃の相性や経験値効率については理解していましたが、今度は同じ武器種でも片手・両手・デュアル・盾の4種類があり、それぞれ向き不向きがあると学びました。
★4斧がワ国の薙刀しかなかったとはいえ、当時の私は探索に最も適さない武器を使っていたことになります。
※先代ラシェルの頃は最大まで強化したデモンタバールを使っていました。

防御力が0だと罠だけでも瀕死になりますし、CPが低いとスキルも思うように使えませんので、魔人の洞窟などの高難度ダンジョンでは1ランク下げてでも盾武器を使うことを強く推奨します!
お持ちでなければCPの多いバランス型の片手武器で!

3代目ミシェルの思い出:おまけ

カンストまでの修行を終えて

母ラシェル1歳の誕生日

ラシェルは実家から持ってきた乳白色の玉*2を見せてくれました。
映像では祖母のミレーヌや祖父のダレルも若く、1歳の誕生日を迎えた彼女の後ろ姿が映っています。

わたくしも昔はミシェルちゃんみたいに髪を結んで家の中やお庭を走り回ったわ。
今の髪型にしたのはリリーおばさんが生まれてからで、お姉さんらしくなろうと思ったからなの。
叶わない恋もあったし嘘もたくさんついた。
好きな人を諦める苦しさだって、わたくしも昔同じような経験をしたから……

関連記事>>>2代目 ラシェル・ボイド

別の乳白色の玉には生まれたばかりのミシェルの映像も残っていました。

赤子をあやすラシェル

――私はお母さんに愛されていないわけじゃなかった。
気が弱くて人と戦うのは苦手だったけど、ここまで強くなれたのは皆が支えてくれたから。
ボイド家に、お母さんの子供に生まれてきてよかった……今はそう思っています。

親子で探索

ミシェルの修行はカンストしても続きます。
長男のダニエルが入学してからは毎日森の小道へ。
ボイド家の次期隊長として今から鍛えておかなければなりませんから。

ミシェルは第2子のユリエル(後の4代目)にPC権を移してからも団長の座を守り抜き、18歳になる年に引退。
長子のダニエルに家督を譲り、兵団顧問として生涯山岳兵団の指導に尽力しました。

次の記事>>>4代目 ユリエル・コートニー

その後のコートニー家とプラマー家

プラマー家の朝食

時間は少し戻りますが、ミシェルは恐る恐るプラマー家の扉を叩きました。

グェンダルが婿入りしたことでプラマー家はボイド家と親戚になりました。
彼は山岳生活にも慣れたようでテーブルに手作りピッツァを置き、山岳兵団の制服も様になっています。

総当たり戦の山岳リーグですが、他家の隊長達はライバルであって敵ではありません。
エルネア杯に向けて山岳兵団全体のレベルを上げようと、ミシェルは思い切って対戦相手のアレクシスに声をかけてみました。

アレクシスに宣戦布告

試合や探索を通しているうちに彼女とのわだかまりは解け、いつしか親友に。
ちょうどよかったので思い切ってグェンダルとの馴れ初めを聞いてみました。

アレクシスと親友になる

彼はボイド家に婿入りするつもりで子供の頃から斧の練習をしていたそうですが、ミシェルの成人式当日に振られて意気消沈。
それでも毎日洞窟に通っていたところをアレクシスの両親に見初められ、お見合いを勧められたそうです。

ですが2人はぶっきらぼうとロマンチスト。
お互い消極的で他に気になる相手がいたようなので恋人になり、結婚するまでは相当時間がかかったとか。

後日セルゲイからは結婚式の様子を映した乳白色の玉が届きました。

セルゲイの結婚式

セルゲイとユードラの結婚式

セルゲイは従妹(2代目の妹リリーの第1子)のユードラと結婚し、コートニー姓を継いでくれました。

なんとかコートニー姓も残ってくれたので次の代は第2子に引き継ぎ、2人の子供と結婚して山を下りようと思います!

キャラクタースロット登録後のミシェルについて

あれほど口が口がと言っていた3代目ミシェルですが、PC期間にマジカルコスメマジカルコスメが実装されてからも結局顔の変更はしませんでした。
口が大きかったので子供時代のショックは相当なものでしたが、プレイしているうちに4系17番の口が好きになりました。
成人すると口紅を塗るところが可愛らしく、何よりこの口は笑顔が最高なんです。

彼女はPC初の龍騎士とカンストしたことから歴代PCの中でも特に思い入れが強く、今でもキャラクタースロットに残しています。
長らく使っていた薙刀も月光石に交換して手元にはありませんが、武器の違いについて身をもって学べましたので縛りプレイかってくらい過酷な修行も今では笑い話になっています。

アリーナのミシェル

3代目ミシェル・ボイド
アリーナで見かけたらよろしくお願いします!

この衣装、現役時代に着せたかったな~

2018.8.10 追記↓
山岳龍騎士の衣装が実装されましたね!

山岳龍騎士の衣装

3代目ミシェルに着せてみるとこんな感じ。
おまけで先代配偶者のエルマンにも着せてみました。

3代目夫婦の命日

ミシェルの命日

3代目 ミシェル・ボイド
205年7日生-228年1日没

ウェズの命日

3代目配偶者 ウェズ・ボイド(旧姓:ボルジャー)
204年28日生-232年9日没
ご長寿さんとしてゴシップ掲示板に掲載され、2人の孫の成人を見届けました。

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以上、3代目ミシェルの思い出でした。
次の記事ではボイド家を出て騎士隊に入った私の息子、4代目ユリエルの生涯を振り返ります

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*1:レベルアップまでの経験値が半分になる期間/世代を重ねるごとに長くなり最大200

*2:音声や映像を記録するのに使われた貴重な遺物