ねばぷれ

エルネア王国のプレイ日記と攻略ブログです。モニカ国・オスキツ国・海外版Kane国を中心にプレイしています。ワーネバシリーズはプルトなど過去作もプレイ中!

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【モニカ国】2代目 ラシェル・ボイド

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2代目 ラシェル・ボイド

【2代目 ラシェル・ボイド】
196年4日生-221年8日没
性格:誠実な性格

※一部初期国民の寿命が推測できますのでご注意ください。

2代目ラシェルの思い出:子供時代編

優等生の箱入り娘

ラシェルの子供時代

2代目ラシェル・コートニーは郊外の邸宅で生まれ育ったお嬢様。
父のダレルは魔銃兵、母のミレーヌは近衛騎兵でコートニー家はこの国の王家と深い親交がありました。

授業はどう?

両親に愛され、大きな家で何不自由なく育った彼女はいわゆる箱入り娘。
ですが、誠実な性格のラシェルは真面目で優しく学校の授業が大好きで、将来を期待されて育った優等生でもありました。

初めての引き継ぎと子供時代でしたが、元旅人のミレーヌとは違ってこの国で生まれたラシェルには最初から知り合いもたくさん。
引き継ぐとすぐに声をかけてくれる人もいたので先代ほど人間関係に苦労しなかったように思います。

関連記事>>>初代 ミレーヌ・コートニー

2代目の目標と引き継ぎの感想

ラシェルとリリー

2代目ラシェルと妹のリリー

左は引き継がなかった妹のリリー。
姉妹なので顔はそっくりですが、性格はお祭り好きなので活発です。
同じ目元でも眉と口、髪型で印象は大きく変わるものですね。
誠実な性格のラシェルはお姉さんらしくいこうと思います。

2代目の目標

・ナトルの学舎を首席で卒業する
・初代とは違う役職に就く

この時点ではまだ告白の仕方もわからず、将来の結婚相手のことは特に考えてはいませんでした。

2代目が関わる機会が増える同世代のNPCは初期国民の子供達が中心。
初代の入国時には独身だった彼らも結婚して子供ができていて、その誰もがオリジナル国民*1ですよね。

初代~2代目で学んだワーネバシリーズの特徴はこの辺り。

・PCやNPCは年を取って寿命を迎える
子供の容姿は両親から遺伝する
・子供に引き継げる

そもそも引き継ぎって何?

エルネアからシリーズを知ったので本当にこんな感じなんですね。

初めてのワーネバ、初めての引き継ぎで葛藤はなかったの?

葛藤も何も、PCの変更ってことは子供をサブキャラにして同じ国で生活できるんだね!と軽いノリで「引き継ぐ」を選んだら戻せなくなってしまいました。
引き継ぎとは今のPCから子供にPC権を渡して新しい人生を歩む(元PCはNPCとして生活する)ことだとわかったのはそれからです。
(元PCは新しいPCに見向きもせずスタスタとどこかに行ってしまい、自称友人らしい知らない子供が話しかけてきて困惑した思い出)
本当はもっとたくさん子供を作って誰に引き継ごうか迷いたかったよorz

子供時代の夢

幼いラシェルには夢がありました。
夢といっても子供の頃の話なので話半分に聞いていただきたいのですが、まずは今では信じられないような旧バージョンのお話をしましょう。

死別後にステータス画面から配偶者の名前が消えると,新たに恋人を作る事は可能らしい. 2015-12-20
公式による修正アナウンスは無いが、仕様変更がなされ、現在は恋人を作ることができなくなっている模様。
攻略wiki交流・生活/結婚後の生活より

攻略wiki(現在は閉鎖されています)でこれを見た当時は打ち消し線がなく、
「既婚者でも喪が明けたら恋人になれるかも?」と解釈していました。
※過去作ではオルルドプルトのように既婚者との恋愛要素があったり再婚できる作品もあります。

これより先はモニカ国初期国民の寿命・既婚者に対する恋心の話題がございます。
不謹慎な描写はありませんが、正直にお名前を申し上げていますので
回避する場合はラシェルの新しい恋

――当時私には心よりお慕い申し上げている初期国民がいました。
それはあくまで私自身の話であって、初代にとっては騎士隊の先輩であり尊敬している方に過ぎず、決してそれ以上の感情はありません。

初代プレイ時は素敵な奥様もいらっしゃいますし、悲しい条件なので2代目で恋人になることを心から望んでいたわけではありませんが、ラシェルが成人してしばらくした頃にその方の奥様が先に亡くなってしまったのです。
個人的に大好きで、もしできるのなら残りの人生に恋人として寄り添いたいくらい思い入れがあったのがこのお方。

レズリー・ラウル

モニカ国ではおなじみのレズリー・ラウルさん(旧姓ラヴァーティ)
上質な深碧色のお召し物からもわかる通り王族でいらっしゃいます。

三白眼と困り顔は少し怖く見えるかもしれませんが、性格はみんなのアイドル。
老若男女問わず慕われ、笑顔も素敵なお方です。

レズリーさんは193年よりご夫婦で騎士隊に所属し、現女王エドナ陛下の即位に伴い引退したとうかがっております。
(旧バージョンでは王太子/王太女は夫婦揃って超武闘派であることが多く、役職制限のため王配/王妃は武術職に就けませんでした)

ご夫婦で家に来る機会も多かったので、娘のラシェルとも自然とお話するようになったそうで、
朝から畑仕事の手伝いをしている娘によく声をかけてくださっていたことを覚えています

わたくしは子供の頃、大きくなったらレズリーさまのお嫁さんになりたいなどと申し上げて、
両親や女王ご夫妻をよく困らせていたそうです。
ですが、母に注意されてからはそのことを口にすることはなくなりました

ラシェルの成人と新女王の戴冠式

ラシェルの成人式

ラシェルは無事にナトルの学舎を首席で卒業しました。

彼女が成人して少しするとエドナ陛下がガノスに旅立たれ、

3代目女王の戴冠式

親友のアリアドナ殿下の戴冠式が行われました。

この当時ラシェルには恋人と呼べる異性はおらず、チェックの制服・白赤を着ていることが多かったので採取イベントに励んでいたんだと思います。
期間限定イベント/追憶の花園(2016.4.4〜11)

親友についた嘘と初恋の終わり

親友アリアドナと食事

家族に言えないことも相談できる仲というのが親友…なのですが、ラシェルは1つ嘘をついていました。

2代目が男性だったらレズリーさんと親友になり、瓜二つな殿下との結婚も考えられたのかもしれませんが願いは叶わず。
殿下に「お父様の恋人になりたい」などと申し上げたら親友関係を壊しかねません。
かといって家族に言えるわけでもなく想いは募るばかり…

この国ではPCの元に来る恋人のいない異性は皆好意を持っているそうで、彼もまた奥様を亡くしても変わらず毎朝来てくださるものですからそう思い込んでしまうのも仕方ありません。

2代目以降は王族との結婚制限がないということはいつか恋人になれる?
再婚できないなら引き継ぎはどうなるんだろう?

このまま1年が過ぎれば本当に彼の新しい人生に恋人として寄り添えるのでしょうか。
それとも今の関係を大切にし、彼への想いは心にしまっておくべきか…
朝早くから幸運の塔に連れて行こうとする同級生達の想いには応えられそうになく、時間だけが過ぎていきました。

(淡い期待を抱きつつソースも不明。成功例を聞く前にサイレント修正が入ったらしく、今となっては謎のままです。3代目の誕生日から逆算すると陛下が亡くなってから1年もたっておらず、途中で諦めた形跡があるのはそのため)

やはり伝えるべきではなかったのでしょう。
わたくしの勝手でコートニー家の名に傷をつけてはなりませんし、
何より彼に拒絶されたらと思うと生きていけなくなってしまいそうでしたから……

ラシェルは大切な人達を傷つけない道を選びました。

――これでよかったのです。
ラシェルは母やアリアドナ殿下からレズリーさんの騎士隊時代のお話を聞けるだけでも十分幸せでした。
世の中には言わない方が、知らない方が幸せということもあるのですから……

ラシェルの新しい恋

ラシェルは母の勧めで山岳兵のエルマンとお見合いをすることになりました。

エルマンの告白

エルマンは名門ボイド家の長子、いわば山岳家の跡取りです。
彼は母親譲りの整った顔ながらワイルドな髪型や冷たい性格(求道者)のせいか、出会った頃は異性を寄せ付けない雰囲気がありました。

モニカ国をプレイしたことがある方はご存知だと思いますが、

アランチャ・ボイド

アランチャ・ボイド

こちらがエルマンのお母さんです。
アランチャはモニカ国では美人と評判の独身女性初期国民で、ボイド家の長子です。
初代の頃は探索でお世話になり、ちょうどコートニー家に子供が生まれた年にボイド家にも子供が生まれたので見に行ったような記憶があります。
あのとき初代が抱き上げた赤子が立派に成長し、年頃の2代目に紹介してくれたのだと思うと感慨深いですね。

幸運の塔にて

ですが付き合う以上、エルマンの近寄りがたい雰囲気をなんとかしたくて前髪を下ろしてみることにしました。

結婚と引き換えに失った邸宅と家名

ラシェルとエルマンの結婚式

エルマンは山岳長子なので邸宅での同居や姓の選択はできませんでした。
新居は義両親や義弟と同じ山岳の家1で、コートニーからボイドに改姓されています。

ボイド家の朝食

ラシェルが結婚により邸宅を去った翌年1日、両親は妹のリリーを連れて国の命で城下通りに引っ越しました。
一度高価な邸宅を買えば、先の世代が山岳家から戻ってくる日まで妹の子孫がずっといてくれると思っていただけにびっくりです。

  • 初代が必死で貯めたお金で買った邸宅を数年で捨てた
  • コートニー姓断絶間近

2代目で山岳入りしたことでコートニー家当主として郊外の邸宅で代々暮らす予定は大幅に狂ったということになります。
いつか姓を戻して郊外の邸宅を取り戻そうと誓ったのはこのときでした。
(当時の結婚式は王太子/孫や山岳長子以外は男性の姓が優先されました)

山岳嫁は暇すぎる?

山岳リーグ戦開会式

ラシェルはボイド家の跡継ぎとなる第1子(後の3代目)を妊娠し、夫エルマンは姑のアランチャから家督を引き継ぎました。
この頃になると入国時は独身だった山岳長子達も兵団顧問になっていますよね。

  • 山岳入りした世代は暇すぎる(試合に出られない)
  • 子供を作る・成長を見守るくらいしかすることがない

世間ではこのように言われていますが、配偶者を一番近くで支えられる山岳兵はラシェルにとって天職でした。

わたくしの使命は夫だけでなく生まれてくる子供のために日々ダンジョンに通うこと。
家族やその場に居合わせた方と探索すれば長い道のりも全く苦ではなく、夫が新しい武器やスキルを手に入れるたびに生きる喜びを噛みしめておりました

改めて2代目ラシェルの目標はこの2つ。

  • 夫のエルマンを山岳兵団長、龍騎士にする
  • 次の代のために武器やスキルをできる限り集める

しかし…

求道者の夫がお守りをケチる

エルマンの試合

夫エルマンのライバルは全員年上、相手にとって不足はありません。
試合に勝つにはとにかくお守りを渡して試合を見守ればいい?
という感じで夫が仕事に向かう前にお守りを持たせ、昼4刻には武闘場で待機するも初年度はストレート負けすること5回。
なんかおかしくない?

敗因を探ると年齢的なスタートの遅さや経験の浅さというよりも、何故か試合で渡したお守りを使わないこと。
ヴェスタの宝剣を渡したらいつもの箱型お守りを取り出す(ひどいときには手ぶら)ケチ*2っぷりにポカーンとなり、

それ、何を持ってるの? 何してるの? 換金?

と試合前に捕まえて問い詰めそうになることもしばしば…
ラシェルは本気で悩みました。

夫が試合でお守りを使ってくれません。
朝1で渡しているのに試合が始まると安い箱を使うか手ぶらなのでいつも負けてしまいます。
夫はケチなんでしょうか?
投稿者:山岳の嫁

的なことを王国の掲示板に投稿。思い切り原因書いてるね…

その結果わかったのは以下の2つ。

  • お守りは試合が始まる少し前(昼3~4刻)に渡すのが効果的
  • 早くからお守りを渡すとダンジョンで使ったり上書きされる

それからは渡したお守りを使ってくれるようになりました。
ケチとか言ってごめんなさい
とはいっても周りは武器やスキルを揃えた大先輩で、なんとか4位以内に入り込むのが精一杯。
エルマンはギリギリでエルネア杯の出場権を獲得しました。

初出場のエルネア杯は散々な結果に終わる

エルネア杯初出場

画像は3代目に引き継いでからのエルネア杯です。
山岳兵団は若手が揃う一方で、騎士隊や魔銃師会のほとんどは熟年に入ったベテラン初期国民ばかりですよね。

私にとっては山岳兵団そのものが1つの家族のようで、誰が優勝しても喜べたはず。
ですが、結果は散々…というよりもこの年の白夜はバグウェル戦の見学どころではないことが発覚。
エルマンや他の山岳兵が早々と負けてからは全く試合を見に行けず、王国の歴史書に名前がないので優勝者は覚えていません。
画像だけでも残しておけばよかったです…

夫の夢を娘に託す

それから4年後、

エルネア杯2回目の出場

エルマンは山岳兵団長としてのエルネア杯出場を果たしました。
彼の年齢的にも龍騎士になれるチャンスはおそらくこれが最後。
PC(3代目)にできるのはお守りを渡して見守ることのみ…

組織長なのでシード枠でしたが、勝ち上がってきたのはハヤサカンストの騎士。
武器の相性も不利だったのでヴェスタの剣を渡しても勝てませんでした。

その後エルマンは18歳の誕生日を迎えると長女のミシェルに家督を譲り戦線を引退。
2代目ラシェル、そして夫エルマンの夢はボイド家を継ぐ彼女を龍騎士に育て上げることなりました。

次の記事>>>3代目 ミシェル・ボイド

※2016年頃の記録なのでNPCを効率よく鍛えられるチャレンジダンジョンは未実装。
(引退制度がある分山岳龍騎士って難しいよね)

おまけ:2代目ラシェルのこぼれ話

初代ミレーヌとアランチャの思い出

初代とアランチャ

ボイド家長子のアランチャとの出会いは初代ミレーヌをプレイしていた頃。
ドルム山で時々すれ違う綺麗な人というのが第一印象でした。

繊細で人見知りの激しいミレーヌにとって屈強な山岳兵の男性は声をかけづらく、年の近い女性を探していたんだと思います。
色素が薄く儚げなアランチャは彼女がイメージする山岳兵とは正反対。
ですが、一般人が気安く話しかけていいのでしょうか。

それからしばらくしたある日、たまたま別の場所で見かけたアランチャはひどく落ち込んでいるように見えました。
若くして兵隊長の座に就いた彼女は両親を亡くしたらしくどん底
ボイド家の運命を背負い、弟や妹を養いながら懸命に戦うも当時の戦績は全敗でした。

ゴシップ掲示板を見れば失恋王として名前が載っており、身も心もボロボロの彼女を見るとくだらないことで落ち込んでいるのが申し訳なくなるほど。
初代が男性だったらここから恋が始まり、生涯寄り添いたいと思ったでしょう。
(別れた相手は不明。国内唯一の独身騎兵は入国数日で恋人を作り192年内に超スピード婚、表示は年上が優先されるので彼や他家の山岳兵ではないはず)

薄幸の美女のように紹介しましたが、アランチャはレアな武器やスキルを揃えた初期武術職なのもありとても強いです。
儚げな容姿やなんとなく地味な性格と戦う姿のギャップに虜になるモニカ国民も多いとか。

個人的にモニカ国の山岳兵団は他国以上に激戦区のイメージ。
ボイド家にとって周りは全員年上、初期龍騎士が現役でエルネア杯に出場したり生涯現役の人もいるからね…

ラシェルの初恋その後

エルマンさんとの交際を始めて以来、あれだけ悩んでいたあの人への未練はなくなりました。
母もそうだったと聞かされていますが、わたくしも失恋を機に人間的に大きく成長できたと思います

彼はラシェルが武術職に就いたことが嬉しかったのか、現役時代に担当していたゲーナの森に誘われることが多く、初代プレイ中に取れなかった剣スキルも結構集まりました。

彼が奥様の待つガノスに向かわれたのはラシェルの結婚後。
看取りにも呼ばれ、友人代表として葬儀にも参列しました。
家同士の関係も良好なままで、恋人にはなれなくても本当の娘のように接してくれた彼は今でも大好きです!

2代目夫婦の命日

エルマンの命日

2代目配偶者 エルマン・ボイド
196年24日生-218年17日没

ラシェルの命日

2代目 ラシェル・ボイド
196年4日生-221年8日没

関連記事

以上、2代目ラシェルの思い出でした。
次の記事ではボイド家を継いだわたくしの娘、3代目ミシェルの生涯を振り返ります

前回のプレイ日記はこちらをどうぞ。
2代目ラシェルの母、私こと初代ミレーヌの思い出を振り返ります

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*1:192年27日以降に誕生する国民。他の国や同じ初期国でも異なるデータには存在しない

*2:過去作では求道者はケチと呼ばれる